お仕事求人コラム

2025年06月24日
【営業事務】仕事内容・やりがい・向いている人など徹底解説!
職種について

「営業事務って一般事務と何が違うんだろう…?」
そう思ったことはありませんか?
営業部門は企業の「顔」ですが、その活躍は営業担当者だけでは成り立ちません。裏側でチームを支え、円滑な業務遂行を可能にするのが「営業事務」です。
バックオフィス業務が中心ですが、営業事務は企業の売上向上に直結する、非常にやりがいのある仕事。
このコラムでは、具体的な仕事内容から向いている人、魅力まで、営業事務に興味があるあなたが知りたい情報を分かりやすく解説します。

1. 営業事務とは?
営業事務とは、主に営業部門や営業職のサポート、バックアップを行う事務職
事務作業的な側面が強いですが、その努力が営業部門の「売上」という明確な結果に結びつく点が、他の事務職との大きな違いであり、やりがいにも繋がります。
営業担当者が顧客との商談や開拓に集中できるよう、幅広い業務を担い、営業活動をスムーズに進めるための基盤となる存在です。

2. 営業事務と一般事務、何が違う?
営業事務と一般事務は、どちらも事務職ですが、その役割と業務範囲には明確な違いがあります。
【営業事務】営業事務は、主に会社の営業部門に所属し、営業活動を専門的にサポートする事務です。
・営業活動の支援: 受発注処理、請求書作成、問い合わせ対応、資料作成など、営業担当者がスムーズに活動できるよう事務的な側面から支えます。
・対外的なやり取り: 顧客や取引先との電話やメールでのやり取りが多く、時には営業担当者に代わって対応することもあります。

【一般事務】一般事務は、特定の部門に限定されず、幅広い領域で事務業務を担当します。
・社内業務が中心: 社内資料の作成、データ集計、ファイリング、電話応対、来客対応など、社内全体の円滑な運営を支える役割が中心となります。
・部門を限定しないサポート: 特定の部門に特化せず、組織全体の事務業務を幅広く担当します。

営業事務は、より能動的に営業活動に関わり、営業チームの一員として成果に直結する業務に携わる点が一般事務との大きな違いと言えるでしょう。

3. 営業事務の仕事内容
営業事務の仕事は、営業活動の最前線を支え、売上達成に直結する専門性の高い業務が中心となります。主な業務は以下の通りです。

◇営業取引関連の書類作成・処理
見積書、契約書、請求書といった企業間の商品やサービスの取引に不可欠な各種書類の作成・発行・管理を専門に行います。
営業担当者が商談に集中できるよう、正確かつ迅速な処理が求められます。

◇顧客管理
社内外の人とのやり取りが多い事務職では、相手の意図を正確に理解し、自分の考えを分かりやすく伝える能力が大切です。

◇在庫管理
メーカーや販売業など商品を扱う企業では、製品や資材の在庫状況を常に把握し、適切な数を維持するための記録・管理を行います。
欠品による販売機会の損失を防ぎ、スムーズな顧客への商品供給を支える重要な役割です。

◇受注・出荷管理
顧客からの注文受付から、商品の手配、出荷指示、納期調整まで、一連のプロセスを管理します。
顧客へ確実に商品が届くよう、物流部門や営業担当者と連携し、迅速かつ正確な手配を行います。

◇問い合わせ対応
顧客からの商品・サービスに関する質問、注文内容の確認、納期に関する問い合わせなど、営業取引に直結する電話やメールでの応対を行います。
顧客の疑問を解消し、必要に応じて営業担当者へ正確に引き継ぎ、顧客満足度向上に貢献します。

これらの業務を通じて、営業事務は営業担当者がコア業務に専念できる環境を構築し、企業の売上目標達成に不可欠な貢献を果たす「営業の要」とも言える存在です。

4. 営業事務の魅力と向いている人

魅力とやりがい:
■パソコンスキルの向上: 基本的なPCスキルの向上。特に、ExcelのVLOOKUP関数やピボットテーブル、PowerPointでの分かりやすい資料作成スキルがつくと、より専門性が高まり、チームから頼られる存在になるでしょう。
■ビジネスマナーとコミュニケーション能力の向上: 顧客からの問い合わせや要望に対応する中で、ビジネスマナーやコミュニケーション能力が磨かれます。
■売上への貢献実感: チームの一員として仕事に取り組み、その成果が「売上」として現れるため、企業への貢献を実感しやすいです。

向いている人:
■コミュニケーション能力が高い人: 社内外の多様な人と幅広くコミュニケーションを取ることができ、気配りができる人は営業事務として重宝されます。
■サポートするのが好きな人: 営業担当者がスムーズに業務を進められるよう、積極的にサポートすることに喜びややりがいを感じる人が向いています。
■デスクワークが好きな人: 各種書類作成やデータ入力など、こまごまな業務が多いため、長時間のデスクワークでも平気な方が向いています。

5.まとめ
「営業事務」は、単なる事務作業ではありません。受発注処理や顧客対応を通じて、営業活動を専門的にサポートし、会社の売上に直接貢献する、企業の「要」となるポジションです。
一般事務との違いは、営業部門に特化し、成果への貢献を実感しやすい点。仕事を通じてPCスキルやコミュニケーション能力が向上し、他の事務職より給与も高めの傾向があります。
「サポートが好き」「PCスキルを活かしたい」「会社の成長に貢献したい」方にぴったり。営業の最前線を支え、自身の成長も感じられる、やりがいのある仕事です。
興味がある人は、ぜひ営業事務の仕事にチャレンジしてみてください!

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